シュールの効用

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92 ドイツ国会議事堂

首都ベルリンにあった元の国会議事堂は、1894年に完成した。1933年に不審火によって破壊され、その後の数年間は修復されず、1945年の第二次大戦の終わりにはさらに破壊された。しかし巨大な壁は耐え生き残った。ベルリンの西に位置し、東は国境からわずか数メートルにあった建物は、1973年に一時的な方法で再建された。1991年のドイツ再統一後、建物を完全に改修する計画が開始された。
 そのデザインは、1992年のコンテストでノーマン・フォスター卿に決定した。1995年に古い建物は芸術作品に作り変えるため、その後内部全体が取り壊された。
修復工事では、外壁以外の内部全体が一旦取り払われた。中央の巨大なガラス張りのドームは太陽の動きにあわせて常に角度を変え、議場を常に明るい光で満たすよう設計されている。完全に改装された建物は1999年に発足した。ドームはベルリン観光の目玉となっている。(資料 ドイツ連邦議会・ベルリン(2013年5月23日)

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1 国会議事堂正面 (1990年)

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2 1999年に完成した国会議事堂

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3 議事堂屋上のドーム