(64)北京飯店の支配者
首都北京市の紫禁城の東に位置する高級ホテルで、現在も北京市を代表する高級ホテルのひとつである。1900年に2人のフランス人が開業した。1907年中仏実業銀行が買収し、5階建ての煉瓦造りの建物が建てられ、1915年に近代的ヨーロッパ風ホテルとして提供された。その後1917年に7階建ての新館(現B棟)が追加された。
日中戦争勃発後の1937年に日本軍の管理下に置かれ、1945年8月に中国国民党の管理下に置かれた。
1949年に中華人民共和国が建国された後は、中国共産党政府所有のホテルとなり、様々な記念日のレセプションパーティーが行われた。そして1954年と1974年には新たな建物が順次追加された。