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90 デリンジャーの遺体

1934年7月22日、デリンジャー(32歳)は、彼の友人のアンナ・セージ(赤いドレスの女)たちと映画を見に行き、その帰りに待ち伏せしていたFBI捜査官らに囲まれた。そして彼は、捜査官らの一斉射撃を受け射殺された。
ジョン・ディリンジャー(1903 – 1934)は、インディアナ州インディアナポリス出身の有名なギャングで銀行強盗。
  射殺されたデリンジャーの遺体は、ベルデン通りとラシーン通りにあるアレクシアンブラザーズ病院に運ばれ、次にポーク通りとウッド通りにあるクック郡の遺体安置所に運ばれた。 遺体安置所の外には大勢の群衆が並び、「社会の敵ナンバーワン」と呼ばれた男を垣間見た。
 デリンジャーの遺体があると聞いた人たちが次々に押しかけ、推定5,000人の群衆が集まった。当初、群衆を監視するために1人の警官が勤務していが、群衆が急増するにつれて、より多くの警官が派遣された。
(記事「ロサンゼルスタイムズ」(2019.7.30)

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写真 デリンジャーの遺体を見る群衆
(Chicago Herald & Examiner historical photo)