シュールの効用

シュールの可能性を追求するブログ

(26) シュールの女性画家

レメディオス・バロ(1908-1963) はスペイン生まれのシュールレアリスムの女性画家。美術学校の同級生と結婚しパリに出る。そこで彼女はシュールレアリスム運動に大きく影響された。1940年にパリに進軍したドイツ軍の迫害を避けてメキシコに脱出。逃亡先で生涯を閉じる。彼女はシュールレアリスムの他、1944年に隠秘主義者であったグルジエフの運動に参加するなどの影響を受け、作品のテーマにその影響が見られる。
画像出典 LOS ESCRITOS DE REMEDIOS VARO 2008

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「物質の盗難」(1955)

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「発見」(1956)