シュールの効用

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(33)ティツィアーノのラオコーン

下の版画はイタリア人画家ティツィアーノ(1488-1576) の絵を、ニッコロ・ボルドリニが木版画に制作した作品。 ティツィアーノはラオコーンの彫刻を、人間ではなくサルを描くことを選択し、ローマの芸術家の学校を嘲笑した。
現在、この木版画は版画のコレクションとして名高いウィーンのアルベルティーナ美術館に所有されている。

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バチカン美術館のラオコーン

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ティツィアーノのラオコーン