122 ルーズベルト大統領の死と蒋介石
32代フランクリン・ルーズベルト大統領は、1945年4月12日東部戦争時間午後4時35分、ジョージア州ウォームスプリングスの彼の夏の別荘で脳出血で突然亡くなりました。
●蔣介石大元帥による米国大統領の死に対する、ご遺族へのお悔やみのメッセージ
ルーズベルト大統領の悲劇的な死を知って、私は非常に悲しんでいます。これは確かに文明世界にとって途方もない損失です。ルーズベルト大統領の業績は、あなた自身の人々に記憶されるだけでなく、常に中国国家の記憶に残るでしょう。彼の名前と彼の理想は、これから何世紀にもわたって人類への光の灯台となるでしょう。彼の世界への貢献を称賛するのに十分な言葉がないのと同じように、私たちは彼の喪失を悼む表現が欠けていることに気づきます。
中国人の深い悲しみは、彼らが彼に抱く深い感謝の気持ちによって強められています。ルーズベルト大統領は、永続的な平和と連合軍の究極の勝利の基盤をしっかりと築いてきました。彼の後継者と連合国の支援を受けたアメリカの偉大な人々によって、彼の未完の任務が忠実に遂行され、まもなく完了すると私は確信しております。私のこの信仰に慰めが見つかることを祈ります。
私は妻に私たちの哀悼の意を直接あなたに伝えるように頼んでいます。 ジェネラリシモ 蔣介石
「米国務省速報」1945年4月15日より