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(62) ルイ16世の死

ルイ15世の孫のルイ16世(1754〜1793)は、20歳で即位。1770年にマリ=アントワネットと結婚。1791年6月21日、妻と国外逃亡を企てて失敗し、国民の信頼を失い王権が停止される。

1793年1月、各議員による国王裁判が行われ、全員一致で有罪となり、1月18日に死刑が確定した。5日後の1月21日午前10時過ぎ、彼は2万人の群集が集まる革命広場(現コンコルド広場)でギロチンにかけられた。現在ルイ16世は、歴代のフランス国王を納めるサン=ドニ大聖堂に、マリー・アントワネットと共に眠っている。

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図 ルイ16世の処刑。(18世紀の版画)