(23)アメリカ・インディアンのシュール
アメリカ・インディアンの住む土地を1830年から7年間に5回旅行し、最終的に50の部族を訪れたジョージ・カトリン(1796-1872)。その2年後にはミズーリ川をユニオン砦まで3000 km 以上遡り、インディアンの集落で数週間を過ごした。この間彼は、インディアンの肖像や、野生のバファロー、そして彼らの儀式を描いた。彼が描くインディアンたちの実際の生活の描写から、迫力とリアリティが伝わってくる。どれも野性的だが、残酷なものもある。下はそのなかの2枚。資料はハロルド・マクラッケン著『ジョージ・カトリンと古き西部』ボナンザブックス1984。